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高品質への挑戦

高品質への挑戦

 読売プリントメディアでは、読売新聞東京本社と協力し、新聞印刷の高品質化に取り組んでいます。

 以下の3つの技術の導入により、読者や広告主等に「より読みやすく、美しい紙面」を提供するよう、日々努力を重ねています

 (1)高精細AMスクリーン、(2)インキ量最適化ソフト・GCR機能、(3)高濃度多色インキ

 

(1) 高精細AMスクリーン

 新聞で使用されているスクリーン線数は、従来はカラー120線前後が主流でしたが、読売新聞では高品質な印刷が可能なAMスクリーン(カラー175線、モノクロ121線)を採用しました。2011年5月から運用を開始しています。

 高精細化にはAMスクリーンとFMスクリーンという二つの技術がありますが、品質的にそれぞれ特徴があります。

 高精細AMスクリーンは、大きな図柄における紙面全体の印象やメリハリ・立体感・滑らかさ等の点で、有利です。高精細FMスクリーンは、小さな図柄での細部の再現性やロゼッタパターン(注)が出ない等の点で、有利です。

 読売新聞では、どちらが品質的に優位かを総合的に判断し、高精細AMスクリーンを採用しています。

(注)ロゼッタパターンとは →色の掛け合わせにより網点の角度で発生する、亀甲状模様。

(2) インキ量最適化ソフト・GCR機能

 GCR機能とは、藍赤黄のインキ量のある割合を墨のインキに置き換える事で、墨インキの使用量は増えるが4色(藍赤黄墨)のインキ全体では使用量を減らせるという機能です。

 商業印刷では既に実用化されていましたが、新聞印刷への適用を目指し2010年5月からテストを開始、広告部は2010年11月から、記事部は2011年5月から本格運用を行なっています。

 インキ量削減により、用紙裏抜けや転写汚れの軽減だけでなく、グレーバランスやカラー彩度等の品質向上にも貢献しています。

 

(3) 高濃度多色インキ

 高濃度インキは、インキの顔料成分を増加する事で濃度を高め、従来インキよりも少ないインキ量で濃度感が再現できます。読売新聞では2009年から調査を開始し、2011年度までに実運用をスタートさせています。

 インキ量の削減については、紙面の絵柄により異なりますが、10~20%以上であることが確認できています。用紙の裏抜けや転写汚れ、ミスト減少、ドットゲインの抑制・安定化にも効果が出ています。

 

(このページは、読売新聞東京本社・制作局技術二部の協力の元、作成しています。)

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